WordPress でサイト構築を進める場合、レンタルサーバーを契約することから始めなければいけないと考えがちですが、WordPress がどういうものなのか使ってみてから考えたいということもあると思います。特に、WordPress で広告収入を得たい場合にはある程度記事が出来上がってからでないと審査に通りません。そのため、ローカル環境で記事をある程度作成してからレンタルサーバーを契約するというのは資金の節約にも繋がります。
(ローカルに作成した WordPress のデータをレンタルサーバー契約後に簡単に移行することができます。下記参照。)
この記事ではレンタルサーバーを契約せずにまずは mac のローカル環境で WordPress を構築してみたい方に構築の手順を説明します。
全体の流れ
流れとしては、mac に Web サーバー環境を構築して、そのローカルの Web サーバーに WordPress のデータを保存するためのデータベース(MySQL)を用意して WordPress をインストールします。サーバー構築と言っても便利なアプリがあるのでそれをインストールするだけです。
1:MAMP App をインストール
Mac アプリの MAMP は Apache, Nginx, PHP と MySQL を手軽に使用して開発できるフリーのソフトウェアです。こちらからダウンロードできます。
ダウンロードしたら解凍 & クリックしてインストールを実行します。インストールすると MAMP PRO と MAMP という2つのアイコンが出てきますが フリー版の MAMP で十分なのでそちらを起動します。
2:データベースを用意する
WordPress で使用する DB(データベース)を用意します。が、MAMP には既に MySQL という DB が用意されています。その中に WordPress 用の領域を作ります。
MAMP を起動して右上にある「Start」ボタンをクリックするとクルクルとインジケーターが回った後、ブラウザが開いて http://localhost:8888/MAMP/?language=English が開きます。その中に MySQL という項目があるのでクリックして以下の画像のように項目を開きます。

この中の phpMyAdmin をクリックすると DB の管理画面が開くのでそこで上部の 「Databases 」タブから 「Create database」に wordpress など何でも良いので wordpress のためのデータだとわかる名前をつけます。この名前は 3 で必要になるので忘れないようにしてください。入力したら「Create」をクリックします。
これで DB の作成は完了です。
3:WordPress をインストール
WordPress の日本語対応版はこちらからダウンロードできます。ダウンロード後に解凍してwordpressと名付けられたフォルダ一式(このフォルダ名がブラウザでアクセスする際の URL の一部になります。*1)を MAMP アプリの htdocs フォルダの中に移動させます。
mac の「アプリケーション」フォルダから 「MAMP」 -> 「htdocs」を探して移動させます。この htdocs フォルダが俗にいう「公開フォルダ」です。この中にあるファイルやディレクトリにはブラウザからアクセスすることができます。
これでローカル環境の Web サーバーから WordPress にアクセスできるようになりました。今後の手順はレンタルサーバーを契約した時と同じものになるので不安であれば何度か練習してみると良いと思います。
http://localhost:8888/wordpress (*1)にアクセスするとセットアップのための画面が表示されます。ひと通り目を通したら「さあ、始めましょう!」をクリックしてデータベースの情報を入力していきます。
データベース名: 先ほど2で作成した名前
ユーザー名: root (MAMP起動時に表示された画面に記載されているもの)
パスワード: root(MAMP起動時に表示された画面に記載されているもの)
データベースのホスト名: localhost
テーブル接頭辞: wp_
として「送信」をクリックします。ここで入力したデータベースの情報などは今後データの移行などない限り必要となることはありません。
続いて「インストール実行」をクリックして少し待つとインストールが完了して作成するサイトの情報入力を求められるので入力します。ここで作成したユーザー名とパスワードは管理する際に必要な情報なので忘れないように保存しましょう。
ログインするとダッシュボードが表示されると思います。これで構築完了です。
終了の仕方と次回起動時の注意
mac を終了する際には MAMP アプリから都度「Stop」して、WordPress にアクセスする際には MAMP で忘れずに「Start」をクリックしましょう。
MAMP が起動していない状態で WordPress にアクセスすると「このサイトにアクセスできません」というエラーページが表示されます。